更新日: 2025年07月01日
先天性代謝異常等検査
お知らせ
福岡市では、福岡県・北九州市とともに、こども家庭庁が実施する実証事業に参画し、令和7年7月1日より対象疾患が2疾患追加となります。
追加対象疾患
・重症複合免疫不全症(SCID)
・脊髄性筋萎縮症(SMA)
実証事業について
従来の20疾患を対象に公費で実施している「先天性代謝異常等検査」において、モデル的に2疾患を追加し、実証を行うものです。
※従来の検査の検体を使用するため、赤ちゃんの負担は変わりません。
検査費用
実証事業への参加について同意いただくことで、追加費用なく2疾患を対象とした検査が受けられます(採血にかかる費用等がかかる場合は自己負担となります)。
対象者
令和7年7月1日以降に市内医療機関で検査を受ける新生児
実施場所
市内の産科医療機関
受検申し込み
産科医療機関で実証事業参画同意書の提出が必要です。詳しくは産科医療機関にお尋ねください。
問い合わせ先
産科医療機関の所在地ごとにお問い合わせ先は変わります。
・ 福岡県(福岡市・北九州市を除く県内市町村) : 福岡県子育て支援課 092-643-3307
・ 福岡市 : 福岡市こども未来局こども健やか課 092-711-4065
・ 北九州市 :北九州市子ども家庭局子育て支援課 093-582-2082
先天性代謝異常等検査について
福岡市では、赤ちゃんの病気の早期発見・早期治療のためにフェニールケトン尿症など先天性代謝異常等の検査を行っています。これらの病気は、心身の発達に必要なある種の酵素が生まれつき欠けていたり、ホルモン合成の異常が原因でおこるものです。
また、これらの病気は、放置していると、心身の発達に異常をおこしますが、早期に発見し、治療することで発症を防ぐことができます。
対象疾患
フェニルケトン尿症、ホモシスチン尿症、楓糖尿症、ガラクトース血症、先天性副腎皮質過形成症、クレチン症
どのような検査ですか?
生まれて4日目から6日目の間に足の裏からごく少量の血液を採って検査します。
検査費用はかかるのですか?
市内の医療機関で出産し、検査をお受けになる場合は、検査費用は福岡市が負担しますので無料となります。
ただし、医療機関で行う採血にかかる費用(採血料)等は保護者の方の負担となりますのでご了承下さい。
検査を受けるには?
福岡市内の産科医療機関で出産される場合は、当該医療機関に申込みをして下さい。
福岡市外の産科医療機関で出産される場合(里帰り出産等)の検査・費用等については、当該医療機関及び各都道府県庁(政令指定都市は当該市役所)の母子保健事業担当に直接お問い合わせ下さい。
このページに関するお問い合わせ先
部署:こども未来局 こども健やか部 こども健やか課
住所:福岡市中央区天神1-8-1
TEL:092-711-4065
FAX:092-733-5534
MAIL:k-sukoyaka.CB@city.fukuoka.lg.jp